最初はほんの好奇心だった。エロい動画とか見たわけでもなくて、なんとなく下着の中がムズムズして、手を伸ばしただけ。
最初は、クリに触れることすら怖かった。怖いっていうか、恥ずかしかった。触っちゃいけないような場所、みたいな感覚があって。でも、ちょっと撫でただけでゾクッと鳥肌が立った。
「えっ……なに、今の……?」
お風呂場で、誰にも見られてないのに、顔が熱くなってた。
その日はそのまま終わったけど、数日後、布団の中でふと思い出して、また触ってみた。
下着の上から、ゆっくりなでると、じんわり熱くなってくる。クリが硬くなってきて、体が反応してるのが分かる。
勇気を出して、パンツの中に指を入れてみた。
「んっ……」
指がクリに当たった瞬間、体がビクってなって、思わず声が漏れた。
ゆっくり、小さな円を描くように撫でる。ちょっとずつ、ちょっとずつ。スピードを早めると、どんどん気持ちよくなって、太ももが震えてくる。
気づいたら、股の間がじっとり濡れてた。愛液っていうのかな、初めての感覚。
「なにこれ……ヤバい……」
止まらなかった。
夢中でクリを擦ってたら、お腹の奥から何かがせり上がってくるような、今までにない感覚がきて――
「……あっ……っ、んんっ……!」
頭の中が真っ白になった。腰が跳ねて、息が止まりそうになって、何も考えられなかった。ただ、体がひとりでに痙攣して、イった。
自分の指で、絶頂した。
しばらく動けなくて、布団の中で小さく丸まってた。汗で前髪が張りついて、心臓がバクバクして、手の指がまだぬるぬるしてる。
罪悪感と、満足感と、興奮が一気に押し寄せてきて――私はオナニーってやつの虜になった。
それから、ほぼ毎日してる。
人には言えないけど、自分の体を知って、自分で気持ちよくなることって、誰よりも深く繋がってる感覚がある。
あの日から、私は少しだけ変わった。