「ねえ、処女っていつまで守ればいいのかな……」
その夜、沙月がぽつりと呟いた言葉が、すべての始まりだった。
彼氏の涼と3人でうちに集まって飲んでた夜。
大学時代からの親友で、昔からずっと一緒にいた沙月は、
どこか悩んだ顔でワインのグラスを揺らしていた。
「……好きな人にあげるのが一番なんだろうけどさ、
正直、もうどうでもいいくらい…興味の方が強いかも」
私は笑いながら冗談めかして聞いた。
「まさか、涼のこと狙ってるんじゃないでしょ?」
「……え、それアリ?」
その時の沙月の顔、今でも覚えてる。
本気とも冗談ともつかないような、でも確かに熱を帯びた目。
涼は困ったように笑いながらも、
「言われて悪い気はしないけどな」なんて、軽く返してた。
そして、半ば流れで「じゃあ今日、3人でやってみる?」って空気になったのは、
その数十分後のことだった。
最初にキスをしたのは、私。
沙月の目の前で、
涼といつも通りのキスをして、
そのままベッドの上で私の胸を揉まれてる姿を見せつけた。
「……見てると、ちょっと変な感じする」
沙月はそう言いながらも、
自分からゆっくり服を脱ぎ始めた。
小さめのCカップの胸。
私よりはスリムな体。
でも、肌は透けるように白くて、触れたくなる柔らかさ。
「……触ってみてもいい?」
「……うん」
私が沙月の胸に触れたとき、
彼女はびくっと肩を震わせた。
そのまま、涼が後ろから彼女を抱きしめる。
「沙月ちゃん、緊張してる?」
「……うん、でも……怖くはない」
それを聞いた瞬間、
私は彼女の脚をそっと開かせて、
涼が手を伸ばすのを見届けた。
「あっ…そこ……」
彼の指が、初めての女の子の中に沈んでいく様子を、
私はすぐ隣でじっと見ていた。
羨ましい気持ちと、どこかくすぐったいような興奮。
胸の奥がじんじんして、
私の股間も勝手に熱くなっていった。
「……本当に挿れるね?」
ベッドの上で、沙月が小さくうなずく。
涼が沙月の上にかぶさる瞬間、
私は彼の隣に回って、沙月の手を握っていた。
「痛かったらすぐ言ってね」
「うん、でも……多分、平気」
そう言った沙月の顔は、
まるで、どこかで見たことのある、
私自身の初体験の時みたいな顔をしていた。
ゆっくりと、涼の腰が沈んでいく。
「あっ……っ、ん……!」
沙月の目から涙がこぼれた瞬間、
私の手にも力が入った。
けれど、そのあと、
「……でも、これ、気持ちいいかも」って小さく笑った彼女を見て、
私はもう何も言えなくなった。
その夜、3人で何度も体を重ねた。
涼は交互に私と沙月を抱き、
私たちは嫉妬しながらも、
お互いの身体に触れ、舐め合い、
知らない快楽に溺れていった。
沙月の中に涼が出したあと、
私はその精液を舐め取りながら、
彼女の身体を抱きしめてキスをした。
「……ねえ、最初に見せてくれて、ありがとう」
「……貸したんじゃなくて、分け合ったってことでしょ?」
2人して笑いながら、
精液と汗にまみれたシーツの上で、
私は彼氏と親友の間に横たわった。
私たちはもう、あの夜から、
“ただの親友”じゃなくなった。