「……あれ?」
夜、寝る前にスマホをいじっていたら、女友達の明日香から動画が届いた。
『急にどうしたの?』って思いながら開いたその動画を見て──私は一瞬、息が止まった。
画面の中には、Tシャツをまくってノーパンでベッドに寝転ぶ明日香。
右手の中指が、むき出しのクリをくちゅくちゅと円を描くように撫でていて、
時々ぴんと立った乳首を左手で摘まみながら、喘ぎ声をこらえている。
「んっ…はぁ…っ、くっ…ぁ……♡」
間違いなく本人だった。
髪の毛の癖も、シーツの柄も、全部覚えがある。
──間違って送ってきたんだ。
どう反応していいかわからなくて、
スマホを一度伏せたけど、
しばらくして、手が勝手に動画をもう一度再生していた。
明日香の指がクリをなぞる動き。
腰が小刻みに跳ねるタイミング。
吐息と一緒に震える声。
見ているうちに、自分の下腹がじんわり熱くなってきた。
「……これ、真似したらどうなるんだろ……」
気づけば私もこたつに潜り込んで、
ジャージをずらして、パンティを膝まで下ろしていた。
スマホを立てて、
画面に映る明日香と同じ角度で、クリを撫でてみた。
「……っ、あ……」
自分の喘ぎ声が漏れる。
同時に画面の中の明日香も、震えるように指を動かしている。
まるで一緒にオナニーしてるみたいで、
妙な一体感に全身がゾクゾクした。
「明日香……んっ……明日香……っ」
名前を呼んでる自分に気づいて、
顔が熱くなる。
でも、止められなかった。
動画の中で、明日香が「イくっ…イくぅ…!」と絶頂を迎える瞬間、
私もタイミングを合わせたみたいに、
クリを激しくこすって──
「んっ……あああっ……♡」
息を殺しながら、声が漏れるのを枕で塞いで、
背中を反らしてイってしまった。
動画は、明日香がぜえぜえと余韻に震えながら、
最後にカメラを手で覆って終了していた。
私はパンティを上げながら、
じんわりと滲んだ愛液のぬめりと、胸の鼓動の速さを感じて、呆然とした。
翌日──
「ごめん!間違えて送っちゃってた動画、マジで死にたい!!」
朝イチで明日香からLINEが来た。
「見てないよ!って言いたいけど…見た。ごめん」
そう返したら、
「え、マジで!?やばい…恥ずかしすぎて死ぬ……」と返ってきたあと、
数分後、ポツンとひとことだけ送られてきた。
「……どこが一番、よかった?」
私はしばらくスマホを見つめてから、
「また送ってくれる?」と返してしまった。