その夜、駅前のベンチに座っていた小柄な女の子に声をかけたのは、ただの気まぐれだった。細い腕とむき出しの脚。季節外れのタンクトップと、ボロボロのリュック。そして足元には、くしゃくしゃのコンビニ袋。
「どした?こんなとこで」
最初は無視されるかと思ったけど、その子は意外とあっさり「寝る場所、ないの」と言った。
顔は子どもっぽいけど、どこか大人びた目つき。何より気になったのは、そのコンビニ袋だった。白いビニールの中、くしゃっとした布地が見えた。それがパンティだって気づいたのは、家に連れて帰って、玄関で「これ冷蔵庫入れていい?」って言われた瞬間だった。
「…それ、なに?」
「私の。洗ってないやつ。売るやつだから、大事にしてる」
まさかの一言に、理性がグラグラと揺れた。冷静を装っても、視線はその袋に釘付けだった。少女はまるで何でもないことみたいに、コンビニ袋からショーツを取り出した。
ピンクの可愛い柄。けど、前側がうっすら湿ってて、シミみたいな跡が残ってた。
「……嗅ぐ?」
「は?」
「男の人、こういうの好きでしょ。てか、拾ってくれたし、嗅がせてあげる」
もう、完全にこっちの理性は崩壊してた。手を伸ばして、そのパンティを受け取る。鼻に近づけると、ふわっと酸味のある、でもほんのり甘い匂いが鼻腔を刺激してきた。
「あ…生で舐めたい顔してる」
からかうような口調。でもその声が、妙に熱っぽくて、ベッドに連れて行くのに時間はかからなかった。
部屋に入って、シャワーも浴びずにそのままベッドへ。少女は自分からスカートをめくって、ノーパンの下半身をさらけ出した。小さくて、つるんとしてて、毛は一本もない。
「見て、ぬれてるでしょ」
ほんの少し開かれた割れ目の奥に、透明な糸が光ってた。指を伸ばすと、ぬるりと絡みついてきて、思わずぞくっとした。下半身に血が集まって、ズボンの中が苦しくなってくる。
「ねぇ、おじさんの舐めていい?」
少女がしゃがんで、ベルトを外す。パンツをずらされると、我慢していた分、先端から我慢汁が糸を引いた。
「わ、すご…もう興奮してるじゃん」
そう言いながら舌を這わせる。ちゅぷ、じゅる…と、音を立てながら、まるで飴を舐めるみたいに丁寧に。
「私、フェラ得意だよ。変なおじさんに仕込まれたから」
その言葉に、一瞬ひやっとしたけど、舌の動きにそれどころじゃなくなった。裏筋をなぞられ、玉をちゅうっと吸われ、唾液たっぷりでぬっちょぬっちょにされて、腰が勝手に跳ね上がる。
「もう入れたくなった?」
少女がベッドに上がり、四つん這いになる。
「中はダメだよ、外に出してね」
その一言で限界だった。後ろから膝立ちで近づき、つるつるの割れ目に肉棒を押し当てると、じゅわっと熱い感触が迎えてきた。
腰をゆっくり動かすと、ぬちゅ、ぬちゅと粘液の音が響く。狭くて、柔らかくて、奥を突くたびに少女がびくんと震える。
「そこ…だめっ、なんか変な感じ…」
そう言いながらも、尻を引いてくる動きが止まらない。私の下半身はもう限界で、一気に動きを速めて、そのまま射精まで駆け抜けた。
「あっ…あっ…っ!!」
どくどくと腹の上に吐き出した。白濁が肌に飛び散り、少女はそれを指で拭って、ぺろっと舐めた。
「うん、まぁまぁの味」
まだ心臓がバクバクしてる中、私は思わず笑ってしまった。
「明日も、泊まっていい?」
「……好きにしな」
それが、奇妙な同居生活の始まりだった。
あの夜のことは、たぶん一生忘れられない。コンビニ袋に入ったショーツの匂いと、無邪気な舌の感触。そして、家出少女のあっけらかんとした一言。
今夜もまた、あの子はうちのベッドに転がって寝ている。