バイブ常用の女子大生、深夜の図書館で……

深夜の図書館って、妙に……落ち着く。

蛍光灯のざらついた白い明かり。遠くで鳴る空調の音。
すれ違う人の気配もなくて、まるでこの世界に、私ひとりだけが取り残されたみたいで。

私は、静かに、イヤホンを外す。
……そして、ポーチから、そっと取り出す。

小さな銀色の筒。静音タイプのバイブ。
音が響かないよう、何度も試して、一番小さくて、一番……奥まで届くやつ。

今日は、履いてない。
だって……時間がもったいないから。
直接、あてて、すぐ……感じたかった。

ここに来るのは、決まって24時をまわってから。
防犯カメラの死角、2階の階段裏の読書席──
たぶん、誰も来ない。来たら……バレる。

それでも、私はここでしか“できない”の。

手を震わせて、バイブを押し当てる。
「……んっ……」

あ、ダメ……最初から強い……
膣口のすぐ奥、柔らかいところに、震えが伝わって──
ビクンッと、膝が浮きそうになった。

「んんっ……ん、くっ……」

声、出しちゃダメ。
でも、止まらない。

だって……こんな風にしてると、思い出すから。
──先輩の指。先輩の声。
絶対叶わないのに……ずっと、見てるだけだったのに。

「せんぱい……見て、くれたら……」

そっと呟いて、奥にあてたバイブを、ゆっくり、揺らす。

ヌチャ、ヌチャって、音が……服の内側に広がって、
体が勝手に反応して、
膣が、ぎゅぅって締めつけて、バイブを離したくない……

──あっ……やば、くる……

「んっ……んぅっ……ん、あっ……ぁ、ん……」

腰が、浮く。
肩が、ビクッて震えて、目の奥が真っ白になる。

──けど、そのときだった。

誰かの……足音が、した気がした。
階段の、上から。

「……え?」

思わず、手を止めた。
息も止まって、耳をすませる。

……いない。
誰もいないはず。
でも、さっきの音は──

ドクン……ドクン……
体の中の震えが、逆に刺激になる。
怖いのに、やめられない。

「……見られてたら、どうしよう……」
そう思うと、膣の奥が、キュゥンと疼いた。

──もう一度、当てる。
震えが、さっきよりも敏感に響く。
腰を前に突き出して、制服のスカートがめくれて、
何度も、何度も、バイブで擦りつけて……

「見て……ほしい……見られて……イキたい……っ」

その瞬間、私は、声を押し殺しながら、
ガクガク震える足で絶頂してた。

──誰かに、見られたかもしれない。
けど、私はもう、止まれない。

この場所で、また……イキに来るんだと思う。

誰にも言えないまま、
私は今日も、ポーチにバイブを忍ばせて、
深夜の図書館へ向かう。

誰かに見られたい“私”を、抑えきれないまま──