あの日、知り合いの男、マサ(35歳)の車で送ってもらったのは、単なる親切心だと思っていた。でも、人気のない河川敷に車を止められた瞬間、空気が変わった。
「ずっと、こうしたかったんだ……」
マサは鼻息を荒くして、私の制服のスカートを捲り上げてきた。無理やり押し倒され、狭い助手席で身動きが取れなくなる。私は恐怖と、どこかで「どんなすごいことをされるんだろう」という、不謹慎な期待を抱いていた。
彼は震える手で自分のズボンを下ろし、勝ち誇ったような顔で私を跨いだ。でも、私の目に飛び込んできたのは、驚くほど可愛らしい、皮を被ったままの「ポークビッツ」のような、細くて短いウインナーだった。
「え……嘘でしょ?」
私が固まっている間に、マサは「アッ、アッ……」と獣のような声を出しながら、私の股間に自分のそれを押し付けてきた。私は脚を開かされ、彼を受け入れた……はずだった。
でも、何も感じない。 熱いものが触れているのは分かるけれど、中に入っているのか、それともおまんこのシワの間を滑っているだけなのか、全く判別がつかない。
「ハァッ……ハァッ……! サヤ……最高だ、お前……ッ!」
マサは一人で必死に腰を振っている。私は、彼の肩越しに見える車の天井のシミを数えていた。股間のあたりで、何かがモゾモゾと動いている感覚。それはまるで、小さな指で優しく突かれている程度の刺激でしかない。
「出すぞ! 中に……出すぞ!」
彼はそう叫ぶと、ビクビクと身体を震わせ、私の脚の間で勝手に果てた。 その瞬間、私の性器の入り口あたりに、ぬるりと生温かい、けれど驚くほど少量の液体がこぼれ落ちるのを感じた。
「……終わった?」
私は冷めた声で聞いた。彼は満足げに肩で息をしながら、「悪かったな、我慢できなくて」なんて格好つけている。
車を降りた後、私は自分のショーツを確認した。 おりものシートには、彼の貧弱な射精の跡が、ほんの少しだけ白くこびりついていた。匂いを嗅いでみると、それは男の精液特有の濃厚な匂いすら希薄で、どこか水っぽくて頼りない匂いだった。
今日は安全日。妊娠の心配もない。 無理やりされたはずなのに、心に残ったのは怒りでも悲しみでもなく、ただ圧倒的な「時間の無駄だった」という虚無感だけ。
私は、その乾きかけの、ウインナーの残香が漂うシートを指で弾き飛ばすと、新しいシートに貼り替えた。次の、もっと「本物」の匂いを待ちわびながら。