あれって、都市伝説だと思ってた。
「潮吹きって本当にあるの?」とか、「演技じゃないの?」って、正直ちょっとバカにしてたくらい。
でも──まさか、自分がするなんて。
その日は生理も終わって、気分的にすごくスッキリしてて。
彼氏もいないし、仕事も早く終わったから、久しぶりに“あれ”を出してみた。
お気に入りのピンクのバイブ。
ちょっとリアルっぽい形してるんだけど、柔らかさもちょうどよくて、振動も二段階。
これだけで何回も助けられてる。
お風呂で体をあたためてから、タオルだけ羽織ってベッドにゴロン。
スマホでエロ漫画とか軽く見てたんだけど、気分が高まるのが自分でもわかった。
下着を脱いで、指で軽く撫でてみる。
もう濡れてた。じっとり、じゃなくて、ヌルッとした感じ。
そのままバイブをONにして、先っぽをあてがうと、ブルッと震えが下腹に響いた。
「んっ…」
久しぶりなのに、入り口がすぐに受け入れてくれた。
ぬるぬるって音を立てながら、奥へ奥へ。
膣の内側を、柔らかく押されてる感じ。自分で挿れてるのに、ゾクッとする。
震動を強めて、浅く、深く、出し入れしてるうちに、腰が勝手に動く。
左手で乳首を転がすと、体中の感覚がピンと張って、声が漏れた。
「はぁ…やば…これ…くる…」
下腹がぎゅうって締まる感じ。
何かが奥の方からこみ上げてきて、でもまだ届かない。
それでも、バイブの振動を止められない。
浅く速く、奥まで押し込むたびに、熱がせり上がってくる。
指がバイブごと震えてる。
「やば…イッ…」
そう思った瞬間、下腹がキュッと跳ねて──
びしゃっ…って音がした。
「あ……」
脚の間から、何かが勢いよく飛んだのがわかった。
体が勝手にビクビクって何度も痙攣して、シーツの上が濡れてるのが、感覚でわかる。
「嘘……出た……?」
目を開けて、脚の間を見たら、透明な液体がバイブと太ももに飛び散ってた。
正直、ちょっと引いた。
けど同時に、今まで感じたことない快感のあとが体に残ってた。
息が整うまで、しばらく動けなかった。
バイブを見つめながら、シーツの濡れを指で確かめる。
ほんとに自分が出したのかって、ちょっと信じられなかった。
その日から、“ひとりの時間”の質が変わった。
あれをまた味わいたくて、気づけば週に何度もバイブを使ってる。
でも、初めて出たときの感覚は──まだ、超えられてない。