「今日は遅くなるから、寝てていいよ」
彼からそうLINEが来たのは、夜の9時半。
本当に仕事だったのか、女だったのか――正直、私にはわかってた。
彼の帰宅が遅くなる日は、だいたい決まって“あの女”のSNSが更新されるから。
私たちの関係は、もうずっと歪んでいた。
でも、別れようとは思わなかった。
嫌いになったわけじゃない。
ただ……私の中で、何かが欠けていた。
そんな時に連絡をくれたのが、元カレの悠だった。
「最近どうしてんの?」
その何気ない一言が、思った以上に胸に響いた。
会おうかって流れになるのに、時間はかからなかった。
久しぶりに会った悠は、昔と同じように、私の話をじっと聞いてくれた。
「俺だったら、そんな風に扱わないのにな」って、真面目に言われたとき――思わず泣いてしまった。
そのままホテルに入ったのは、自然な流れだった。
でも、ドアが閉まった瞬間、体が一気に火照ったのは、きっと私の方だった。
「抱いて」
気づけば、口にしていた。
服を脱がされ、ベッドに押し倒された瞬間、
彼氏の顔も、名前も、全部頭から消えた。
悠の舌が、乳首を転がす。
吸い上げるように舐められるたびに、息が漏れた。
脚の間に触れられたときには、もうショーツが濡れていた。
「ここ、嘘つけないんだな」って笑われて、
指を中に入れられた瞬間、背筋が跳ねた。
「奥、当たるよ」
そう言って押し込まれた彼のものが、
彼氏よりも太くて、硬くて、熱くて……一瞬で思考が飛んだ。
「んっ……だめ、奥……」
何度も突かれるたびに、内側が擦れて、
快感と罪悪感がごちゃ混ぜになって、涙がにじんだ。
でも、止められなかった。
「出していい? 中に」
「……うん」
その返事が出たとき、自分の中の理性が何か崩れたのがわかった。
彼氏と何度しても感じなかった“奥”で、
私はその夜、静かにイってしまった。
翌朝、ベッドの横で眠る悠の顔を見ながら、
私は彼氏のLINEに「おはよう」って返した。