彼のワキの匂いが、私の一番の性癖でした

正直に言うと、私、ちょっと変な性癖がある。
それは、「ワキの匂い」が大好きってこと。

でも、“好き”って言っても、ただのレベルじゃない。
むしろ他人が嫌がるような、酸っぱいとか、ちょっとツンとくるあの“体臭そのもの”が、
私にとっては最高に興奮する香りだったりする。

彼と出会ったのは、職場だった。
真夏の営業帰り、スーツの下からふわっと立ち上る彼の匂いに、なぜか一瞬で心臓が跳ねた。
「……この人、ワキガだ」って、すぐにわかった。

普通は引くのかもしれない。
でも私は、なぜかその匂いにゾクッとしてた。
強烈なんだけど、男らしいというか、生々しいというか──
本能の部分を直接くすぐられるような感覚。

それからはもう、彼と話すたび、距離が近づくたび、胸がざわついてしょうがなかった。

付き合うようになってからは、匂いに対して正直になれた。

「今日、ちょっと汗かいたかも」
そう言われると、ドキドキする自分がいたし、
シャワーの前に、必ず彼のTシャツを顔に押し当てて、こっそり深呼吸していた。

ある日、思い切って言った。

「お願い、脱がないで。そのまま、ワキ……嗅がせて」

彼は最初驚いてたけど、「変わってるね」と笑ってくれた。

私は彼をベッドに押し倒して、Tシャツをまくって、ワキに顔を埋めた。
湿った熱気とともに、濃密な体臭が鼻を突き刺す。
ちょっと苦いような、でもクセになる匂い。

「……やば……今日すっごい……っ」

思わず自分のパンティの中に手を入れると、もうぐっしょり濡れてた。

彼のワキを舐めながら、自分の指で中を擦る。
指の音と、彼の匂いと、息遣いだけが部屋に響く。

「ほんとにそれでイケるの?」

「うん……むしろ、それが一番イケる……」

そのまま、何度も絶頂してしまった。
彼の匂いだけで。

それからというもの、彼はわざと汗をかいたまま帰ってきてくれることが増えた。
運動後のシャツを脱がずに抱きしめてくれたり、
仕事終わりのままワキを差し出してくれたり。

匂いだけでイケる女、ってたぶん相当変だけど――
私は間違いなく、彼のワキの匂いに恋をしてる