さみしくて、濡れすぎて、こわれた夜

 またひとり、夜になった。 この部屋には私しかいない。昨日も、今日も、たぶん明日も。  エアコンの音がうるさくて、でもそれが唯一、人の気配を想像させてくれる気がして、切れない。 リモコンを握ったまま、私は膝を抱えて座って … 続きを読む