無表情なあの子が、ぬちゅぬちゅ喘ぎ出すまで…耳元で濡れる音、全部拾った
あの子は、感情の読めない顔をしていた。 誰かと会っても、喋っても、ほとんど表情が変わらない。 なのに――手を繋いだ時、指先が震えていたのを、俺は見逃さなかった。 「今日は……触ってもいい?」 黙ってうなずく。 それ … 続きを読む
あの子は、感情の読めない顔をしていた。 誰かと会っても、喋っても、ほとんど表情が変わらない。 なのに――手を繋いだ時、指先が震えていたのを、俺は見逃さなかった。 「今日は……触ってもいい?」 黙ってうなずく。 それ … 続きを読む
助手席のドアを閉めたとたん、夜の静寂が車内に広がった。 郊外のコンビニ裏、街灯すら届かない駐車場の奥。誰にも見られないはずの密室。 「……こんなところで、ほんとにするの……?」「ダメなら、止めるよ。でも……したいって顔し … 続きを読む
それは、会社へ向かう満員電車の中だった。吊り革に掴まりながらぼんやり外を眺めていたら、向かいのドア側に、見覚えのある横顔が目に入った。 目が合った。向こうも気づいたらしい。…間違いない、あれは真帆だった。 数年前、セフレ … 続きを読む