「濡れた声、乾かない指
彼の部屋に入った瞬間、なんか、こう──乾いた柔軟剤の匂いと、熱のこもった男の生活の匂いが、ぶわって鼻の奥に残って、頭の中がぼーっとした。カーペットに落ちてた靴下、洗濯機に入りきらなかったみたいで、それすらなんか、見たくな … 続きを読む
彼の部屋に入った瞬間、なんか、こう──乾いた柔軟剤の匂いと、熱のこもった男の生活の匂いが、ぶわって鼻の奥に残って、頭の中がぼーっとした。カーペットに落ちてた靴下、洗濯機に入りきらなかったみたいで、それすらなんか、見たくな … 続きを読む
今日も、誘えなかった。 「眠い」って、シャワーのあと、彼はすぐ布団に入った。時計を見たら、22時47分。まだ寝るには早いのに。でも、もう何度目だろう。数えなくなった時点で、あたしはもう諦めてたのかもしれない。 セックスレ … 続きを読む
会社の飲み会のあと、終電を逃した俺は、職場の先輩・沙織さんの家に泊めてもらうことになった。普段から面倒見がよくて、だけどサバサバした人。“ちょっと年上のお姉さん”くらいに思っていたはずだった。 でも──その夜、彼女はちょ … 続きを読む
彼女が家に泊まるようになって、いろんな生活感を見せてくれるようになった。すっぴん、髪を結ぶ姿、洗面所で口をすすぐときの横顔――そういう何気ない瞬間に、無防備な色気があって、俺は毎回ドキッとしてた。 だけど、一番やばかった … 続きを読む