軽いノリで始まった夜
「ねー、今日暇な人いるー?」 いつものように、SNSのグループチャットにそう書き込んだら、すぐに何人かの友達から返信が来た。その中にいたのが、最近知り合ったばかりのユウキ。顔はまあまあイケメンだし、ノリも良いから、一緒に … 続きを読む
「ねー、今日暇な人いるー?」 いつものように、SNSのグループチャットにそう書き込んだら、すぐに何人かの友達から返信が来た。その中にいたのが、最近知り合ったばかりのユウキ。顔はまあまあイケメンだし、ノリも良いから、一緒に … 続きを読む
頭がガンガンする。体が鉛のように重くて、まぶたがうまく開かない。昨夜、友達と旅行に来て、旅館でたくさんお酒を飲んだのは覚えてる。でも、その後の記憶が、プツンと途切れていた。 視界が、ぐにゃりと歪んでいる。天井の木目が、ま … 続きを読む
日が暮れて、街にネオンが灯り始める頃、私はいつもの場所に立つ。人通りの多い道の、少しだけ影になった場所。ここで、私は夜を過ごす。通り過ぎる人たちは、私を見て、顔を逸らしたり、好奇の目を向けたりする。ほとんどの人は、私がこ … 続きを読む
僕と妹のユイは、まだ小さかった。僕が小学校低学年で、ユイは幼稚園。両親が、夜になると僕らの寝室の隣の部屋にいて、妙な物音がすることに、ずっと不思議に思ってた。最初は、ただの物音だと思ってたけど、ある夜、ユイが「お兄ちゃん … 続きを読む
彼と知り合ったのは、共通の友人の紹介だった。何度かグループで会ううちに、お互いに惹かれ合っているのが分かって、初めて二人きりでのデートが決まったんだ。ランチをして、映画を見て、カフェでおしゃべり。他愛もない話ばかりなのに … 続きを読む
私が、自分の体が「気持ちいい」って感じることを知ったのは、本当に小さな頃だった。たぶん、まだ幼稚園にも行ってないくらい。お昼寝の時間とか、ベッドに横になっている時に、無意識に自分の股に手を伸ばして、指で「そこ」を触るのが … 続きを読む
コウタは、俺の一番の親友だった。アイツとは、中学からの付き合いで、何でも話せる仲。そのコウタが、大学でできた彼女が、ミサキだった。初めて紹介された時、俺は一目でミサキに惹かれた。可愛くて、優しくて、でも芯が強そうな、そん … 続きを読む
私は、ずっとお母さんのことが大好きだった。父がいなくて、二人きりの生活だったから、お母さんが私の全てだった。お母さんも私のことを「愛してる」って言ってくれた。でも、その「愛」は、いつからか、私にとって重い鎖になっていた。 … 続きを読む
彼氏のユウタとは、大学で出会って、もう3年。私の家族にも紹介して、母もユウタのことを「本当に良い子ね」って可愛がってくれていた。私にとって、ユウタも母も、かけがえのない大切な存在だったんだ。 週末、ユウタが泊まりに来る時 … 続きを読む
私はずっと、セックスに悩んでいた。彼氏と体を重ねても、世間の友達が言うような「気持ちいい」が、私にはよく分からなかったんだ。濡れはするし、彼を喜ばせることはできる。でも、私自身が、体の奥から震えるような快感を得られたこと … 続きを読む
私は、人付き合いが苦手だった。仕事は黙々とこなせるけど、休憩時間も、終業後も、誰かと深く話すことができない。SNSを見ても、みんな楽しそうで、キラキラしていて、自分だけが置き去りにされているように感じてた。 家に帰っても … 続きを読む
私の父親は、私が物心ついた頃から、私を「可愛い、可愛い」と溺愛した。それは、普通の父親が娘に向ける愛情とは、少し違っていたように思う。特に、私が小学校高学年になって、体が少しずつ女性らしくなってきた頃から、その「可愛い」 … 続きを読む
「てか、今だから言うけどさ〜、あたし、一回レイプされたかもってことあってさ」 って、笑いながら言えるようになったの、二年経ってからだった。言っても誰も信じないくらい、私は明るくて、よく笑って、男子の下ネタにも普通にツッコ … 続きを読む
またひとり、夜になった。 この部屋には私しかいない。昨日も、今日も、たぶん明日も。 エアコンの音がうるさくて、でもそれが唯一、人の気配を想像させてくれる気がして、切れない。 リモコンを握ったまま、私は膝を抱えて座って … 続きを読む
前の晩は、友達と飲んで、かなり酔っ払ってた。楽しくて、つい飲みすぎちゃったんだ。気づいたら、自分の部屋のベッドで寝てた。 「ん…」 重い頭を抱えて、ゆっくり目を開ける。体がだるいし、喉はカラカラ。いつものように横を向いた … 続きを読む
もう25歳なのに、まだ童貞。周りの友達はみんな彼女がいたり、そういう経験をしてたりするのに、俺だけ置いていかれてるみたいで。正直、焦りしかなかった。女の子と話すのも得意じゃないし、合コンに行っても全然うまくいかない。この … 続きを読む
もう、体がどうにかなりそうだった。毎日、仕事が終わって家に帰っても、誰かと繋がりたい気持ちが、ずっと胸の奥でうずいてた。彼氏もいないし、友達に相談しても、「焦りすぎだよ」って言われるだけ。でも、私の体は、どんどん熱くなっ … 続きを読む
ねぇ、ほんとに誰にも言ったことないんだけど…… あたし、ひとりでオナニーしたあとの“あれ”、集めて飲んでるの。 気持ち悪いって思うでしょ?でも、ほんとに、それだけがわたしの“愛されてる”って感覚なんだ。 だって、これ … 続きを読む