ママが再婚したのは、私が17の春だった。
相手は優しくて、落ち着いた雰囲気の人で、
見た目も悪くなかった。
でも、私にとってはただの“他人”だった。
「今日からこの人がパパね」
そんな言葉に、笑ってうなずけるほど、
私は子どもじゃなかった。
最初は、本当に優しかった。
ごはんを作ってくれたり、
部活帰りに「おつかれ」って言ってくれたり。
けれど、気づいたら──
彼の視線が、私の脚をなぞるようになってた。
部屋着の短パン。
バスタオル一枚でうろうろした夜。
シャワー音が止まったタイミングでドアを開けたとき、
彼の目は、確実に“女”を見ていた。
最初に触れられたのは、ソファだった。
「肩、凝ってるだろ?ほぐしてやるよ」
ママが不在の日曜日。
背中に触れる手が、
だんだん下に滑っていって。
「……やだ、どこ触って……」
そう言ったけど、
私の声は、小さかった。
抵抗らしい抵抗は、できなかった。
「俺たち、もう家族なんだから──こういうのも、信頼ってやつだよ」
そんな言葉に、
“あぁ、この人には、何をされても断れない”って思った。
部屋の中で、
Tシャツを脱がされて、
ブラをずらされて、
乳首を吸われたとき、
頭の中が真っ白になった。
「や……やめ……っ、ほんとに……」
腰が浮いてしまっていた。
ショーツを脱がされて、
指が、奥に入ってきたとき、
痛みよりも、“気持ちいい”が先にきた。
「すげぇ……濡れてるじゃん。感じてんの、これ?」
首を振っても、
体が嘘をついていた。
挿れられた瞬間、
声が漏れた。
「……あっ……あっ、やだっ……!」
大きい手が、私の腰を押さえつけて、
ぐちゅぐちゅと、音を立てながら奥を突いてくる。
痛いのに、
怖いのに、
なぜか──安心していた。
「ああ……この人に壊されたい」
そう思った瞬間、
私は、義父の中で、絶頂していた。
終わったあと、
彼は私の髪を撫でて言った。
「これで、俺たち……ほんとの家族になれたな」
違う。
そう思ったけど、
声にはできなかった。
それから、
私は彼に“抱かれる娘”になった。
誰にも言えない。
でも、
この背徳の中で、私は
初めて“女”として必要とされた気がした。
──これが“家族”の始まりなんて、
絶対に言えないけど、
あの夜の体温だけは、
今も忘れられない。