デリヘルで働こうと思ったのは、正直、お金。
バイトしてても全然足りなくて、面接だけは受けてた。
でも、未経験ですって言うと、たいてい「簡単なサービスからでも大丈夫ですよ」って言われる。
その「簡単なサービス」が、たぶん簡単じゃないことは分かってた。
で、なんとなく流れで、LINEでぽろっとこぼしたのが高校のときから仲よかった男友達。
真面目で、見た目も地味で、女慣れしてないって自分で言ってるようなやつ。
でも、なぜか昔から、私のことだけには普通に接してくれてた。
「なあ……ちょっと、変なこと言っても引かない?」
そう送ったら、既読ついて返事来たのが3秒後。
『なに?妊娠とか?』
「ちがうわw」
『じゃあ大丈夫。何でも言っていいよ』
それで、ちょっと迷ってから、送った。
『実は、デリヘルやろうと思ってて……練習、させてほしいんだけど』
既読がしばらくつかなかった。
やっぱキモかったかな、って思ってスマホ置いた瞬間、画面が光った。
『いつ来る?』
……男って単純だな、って思った。
その日の夜、彼のアパートに行った。
大学近くのボロくて狭い1K。いつもゲームの話しかしない部屋に、ちょっと緊張して座った私。
「マッサージの練習って言ってもさ、経験ないし……」
「いいよ、あたしも未経験だから」
そう言って、私はTシャツを脱いだ。
胸の谷間が見えるようにブラもずらして、彼の前にうつ伏せで寝転がる。
「じゃあ、背中から……オイル持ってきたんだ」
100均のボディオイル。
本物のデリヘルがどうやってるのかなんて知らないけど、それっぽければそれでよかった。
背中に冷たい感触が垂れて、彼の手が触れた瞬間、ぞくって鳥肌が立った。
マッサージの動きはぎこちなくて、でも一生懸命な感じが逆にエロかった。
「……太もももお願い」
自分でショーパンを下ろして、パンツ一枚になってうつ伏せになった。
彼の手が太ももを撫でながら、内ももにじわじわ入ってくる。
「……これ、やばいな」
そうつぶやく彼の手が震えてた。
でも私は、その指が少しパンツの縁にかかったのを、止めなかった。
「……脱がしていいよ。そろそろ……練習させてもらうかな」
そう言った瞬間、空気が変わった。
彼の指が、すぐに私のあそこに触れた。
ぬるぬるになってた。さっきまで我慢してた分、ちょっと触られただけでビクッと反応してしまう。
「……もう濡れてる」
「うるさい。感じてるとか言うな」
「でも、マジで……すごい。ヌルヌルしてる」
「だから、練習だから。ちゃんと、続きも……して」
そう言ったときには、もう私の中に彼の指が入ってた。
ぎこちない動きで中を探るみたいにくちゅくちゅと掻き回されて、私は我慢できずに腰を浮かせた。
「ちょっと……上手すぎんだけど……」
「ごめん……やばい、俺もう……入れたい……」
「……入れてもいいよ、避妊だけ、してくれれば」
彼がゴムをつけるのを見てる間、私の心臓はバクバクしてた。
こんな流れで初めてじゃないけど、“練習”で挿れられるのは、さすがに頭がバグる。
「いくよ……」
ずちゅっ……って音がして、彼がゆっくり入ってきた。
奥まで届いた瞬間、私は思わず息を止めた。
「う、っ……やば……やばい……っ」
彼の腰が動くたび、オイルと愛液が混ざって、ぬるっ、くちゅっ、といやらしい音が響いた。
練習のつもりだったのに、腰を押し返すように自分から動いてしまってた。
「っ……イく……っ、ごめん、イきそう……!」
「あ、っ……あたしもっ……いっ……いくっ……!」
2人同時にイって、彼が上に崩れた。
そのまま、ゼーハー言いながら私の胸に顔を埋めてきて、私は笑って頭を撫でた。
「……悪くなかった。面接、行けそう」
「それは……複雑」
彼がちょっと拗ねた顔して言ったのが、なんかかわいかった。
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