大学の夏休み、深夜帯のバイトとして選んだのがラブホテルの清掃だった。
汚いし、重労働だけど、時給はいいし、人間関係も少ない。
何より“いろんなカップルの痕跡”を間近で見る非日常感に、ちょっとした興奮もあった。
その日も、退室直後の部屋に入って清掃を始めていたときのこと。
ベッドにシーツをかけ直していると、突然ドアが「カチャ」と音を立てて開いた。
「すみません……忘れ物、してしまって」
現れたのは、たった今出ていったはずの女性客。
ミニワンピにノーブラ、髪は濡れてて、頬はほんのり赤かった。
見てはいけないと思いつつ、視線が胸元に吸い寄せられる。
「あの……これって、あなたが片付けてた?」
彼女の手にあったのは、使用済みのティッシュ。
明らかに――精液が絡んでいるやつ。
「……え、あ、はい。一応マニュアル通り……」
焦って答えると、彼女は少し微笑んで、
それを自分のバッグにしまった。
「ごめんなさい。これ、捨てられるの恥ずかしくて。
彼のじゃなくて、私のだったから」
意味がわからなかった。
でも、そのまま彼女は部屋の奥に入ってきて、
ベッドの端に腰を下ろした。
「ねぇ、ちょっとお願いがあるんだけど……このまま、私の身体で出してくれない?」
……冗談かと思った。
でも、目は本気だった。
「私、あの人の前じゃ感じたふりしかできなかったの。
本当にイきたかったのに、抱かれてる最中ずっと空っぽだった」
ワンピースをまくり上げて、ショーツを指でずらした彼女は、
すでにトロトロに濡れていた。
ベッドに押し倒して、舌でクリトリスを優しくなぞると、
すぐに腰が震えた。
「……ああ……うそ、やばい……あなたの舌……」
感じた声が本物すぎて、こっちが我慢できなくなる。
手でゆっくり中を開くと、膣の奥までとろとろに熱くて、
一度でも入れたら――もう戻れないのはわかってた。
「避妊とか……今さら意味ないよ」
そう言って、自分から腰を沈めてきた彼女の中は、
夢みたいにキツくて、暖かくて、
イってる最中に何度も締め付けてきた。
その後、彼女は一言だけ言って、帰っていった。
「……今日は、ちゃんとイケた。ありがとう」