その人――結衣さんは、俺のバイト先のパートさんだった。
旦那は外資系企業で単身赴任中、のはずだったけど……
週に一度、突然帰ってくる日があるらしい。
それでも関係は続いてた。
むしろ、その不安定さが興奮を煽っていた。
「今日も、2時間だけ。13時には絶対出てね」
そう言って鍵を開けた結衣さんは、
Tシャツにノーブラ、レギンスの下は何も穿いていなかった。
部屋に入るなり、キスをされる。
口の中に舌が滑り込んできて、
「今日は……奥まで欲しいの。あの人と、してないから……」
ソファに押し倒され、Tシャツをめくると乳首がすでに立っている。
舐めるとびくびく反応しながら、
「こっちも、もうぐちょぐちょ……」と脚を開いた。
挿れた瞬間、全身から熱がこみ上げる。
中がぬるぬるで、締まりが異常にいい。
「奥、突いて……もっと、激しく……っ」
「声、我慢しなくていいの?」
「……この時間は、誰もいない。声、聞いて……イってるって、感じて」
体位を変えて、背面座位で突き上げると、
結衣さんの脚がピンと伸びて絶頂した。
その時だった。
「ピンポーン」
インターホンの音が、部屋中に鳴り響く。
「……嘘、今日じゃないって……旦那、帰ってきた……!」
俺はその瞬間、射精の寸前だった。
結衣さんは目を見開いたまま、震えながら言った。
「もう、止められない……出して。中で……っ」
ピストンを止めずに奥まで押し込んだまま、
びくびくと脈打つ感触の中に、すべてを吐き出した。
「早く、着替えて。ベランダから……逃げて……」
俺が部屋を出たあと、彼女は何事もなかった顔でドアを開けた。
中にはまだ、俺の精液が残っていたまま――。