田舎の小さな直売所で、週4日パートしている。
夏になると朝から暑くて、ハウスで採れた野菜を棚に並べるだけで、背中に汗がにじむ。
私は38歳。結婚して12年、子どもなし。夫は真面目でやさしいけれど、夜の営みはもう何年もない。
だから、彼が最初に来た日のことを、いまもはっきり覚えている。
配達の軽トラックでやってきたのは、20代半ばくらいの男の子。
長袖の作業着に首タオル。けど、よく見ると、腕は日焼けして筋肉質で、目だけは妙に優しい。
「こんにちは、納品お願いしまーす」
声を聞いただけで、下腹がじんと熱くなった。
笑顔が、まっすぐすぎて、見てはいけないものに目を奪われたようだった。
それから毎週、木曜の午前中だけ彼が来るようになった。
「暑いですね」
「今日もナスが立派ですよ」
そんな他愛ない会話なのに、毎回、身体の奥がふわっと反応する。
そしてある日――彼が冷蔵庫用の倉庫の裏にまわってきて、私の耳元で言った。
「いつも、すごく……いい匂いがします」
「……え?」
「汗の匂いじゃないんです。もっと、奥の……女の人の匂い。俺、我慢できないんです」
息が詰まった。
言い返せないうちに、作業着の袖をつかまれて、倉庫の影に引き寄せられた。
壁際に押しつけられて、腰をまさぐられる。
「や……外、誰か来るかもしれない……」
「声、我慢してください。大丈夫です」
作業ズボンの中に手が入り、ショーツの上からクリをこすられた。
「うそ……もう、濡れてる……」
「だって……毎週来るたび、ずっと抱きたかったから」
私のスカートがめくられ、パンティーをずらされたまま、後ろから指が膣に入ってくる。
「っ……奥まで……んっ、入って……る……!」
「狭い……でもすごい、締めつけ……」
倉庫裏、湿気と泥の匂いの中、彼の舌が私の首筋をなぞる。
そして、そのまま後ろから、硬くなったモノが押し当てられた。
「ダメ……そんなの、挿れたら……」
「挿れます」
片手で口をふさがれ、私は何も言えないまま、膣の奥にぐっぷり挿入された。
「うそ……っ、奥……届いて……っ!」
足元は長靴、周囲に野菜の箱、誰が来てもおかしくない。
でも、その危うさが、膣の奥まで快感に変えていく。
「あっ、待って……もう……イく……!」
彼の腰が深く押し込まれて、膣がぐちゅぐちゅと音を立てながらきつく締まり、私は声を殺して絶頂した。
出し終えた彼は、パンツを整えながら、私に言った。
「……来週も、ナスとキュウリ持ってきます」
私も、何も言えないまま、汗だくのまま笑った。
野菜と一緒に届く、生の快楽。
地味な私が、唯一“女”に戻れるのが、この時間だけ。