平日の朝。
保育園に息子を送った帰り道、いつものように車に乗り込んだ時だった。
助手席には、近所のママ友――香澄さんが座っていた。
「今日も送ってくれてありがとうね。ホント助かる」
旦那さんは出張がちで、平日の朝はいつも俺が子どもと香澄さんを乗せて園まで行く。
もう半年以上の流れで、気まずさは一切なかった。
――そう、あの日までは。
その朝は雨で、湿気と香水が混ざった車内が妙にむわっとしていた。
信号待ちのとき、ふと彼女の太ももがスカートの隙間から目に入った。
見ちゃいけないと思いながら、目が逸らせなかった。
香澄さんもそれに気づいてたのか、
急に、こう言ってきた。
「ねぇ……旦那さん以外と、ドキドキすることってある?」
冗談かと思った。
でも、声がほんのり震えていて、目も真剣だった。
「たとえば……今、私がキスしたら、怒る?」
「……しない」
気づいたら、身体を預けてきた彼女に、俺は口づけていた。
細い指が、俺の太ももに置かれる。
「ねぇ……後ろの座席、使っていい?」
駐車場に車を止めた瞬間、後部座席に滑り込んだ彼女は、
スカートをめくって、ショーツを脱ぎながら囁いた。
「中、お願い。……ピル、飲んでるから」
腰に手を回して、奥まで押し込んだ瞬間、
彼女は小さく喘いで背をのけぞらせた。
「ずっと、こうされてみたかったの。
他の誰かの中で……めちゃくちゃにされるの」
シートが軋む音と、雨音が交差する中で、
彼女は何度もイった。
終わったあと、乱れた髪を整えながら、
香澄さんは笑って言った。
「また……送ってくれる?」
その日から、彼女は“子どもを送るママ友”じゃなくなった。