駅前の屋根下で雨宿りしていたら、視界の端に見覚えのある顔が入った。
傘もささず、びしょ濡れで走り込んできた女。
一瞬で心臓が跳ねた。
「……え、あ、まさか……」
こっちに気づいて、驚いた顔をしたその女は、元カノの詩乃だった。
大学時代に付き合ってたけど、就職を機に自然消滅。
それ以来、一度も会っていなかった。
「久しぶり……」
「うそ、こんなとこで会うなんて」
服はぐっしょり濡れてて、白シャツの下にブラが透けてる。
胸の輪郭がはっきり出ていて、視線を外すのに苦労した。
「どっか、雨しのげるとこ行かない?」
そう言って入ったのは、近くのラブホ。
ほんとは、最初から目的は透けて見えてた。
「部屋、ちょっとだけ乾かすだけね」
「うん、そういうことにしとこうか」
ベッドの上で、髪をタオルで拭いてる詩乃の姿を見てると、
大学の頃、よく泊まりに来てた時の記憶がよみがえる。
「変わんないな、お前」
「ほんと? あんたは……ちょっと大人になったかも」
お互い、どこかぎこちなく笑っていた。
けど、次の瞬間。
彼女の手が、俺の指に触れてきた。
「……したくなったら、どうする?」
「……我慢しない」
言葉より先に、身体が動いてた。
びしょ濡れのシャツを脱がせると、透き通るような肌に、うっすら汗。
胸を手で包むと、記憶よりも張りが増していた。
「触りすぎ……あの頃より、強引」
「久しぶりだから、仕方ないだろ」
パンツの中までじっとり濡れていて、
指で擦ると、小さく甘い声が漏れた。
「ん……っ、やば、これ……イキそう」
「入れてほしい?」
小さく頷くと、自分から脚を開いてきた。
ぐちゅっ、と音を立てて押し込んだ瞬間、
詩乃が背中を反らして、小さく叫んだ。
「だめ……奥……来てる……」
突き上げるたびに、彼女の腰が跳ねる。
中がキツくて、熱くて、
何度も中で締めつけてくる。
「中、危ないって……言ったのに」
「でも、まだ避けてないって言わなかった」
そんなふうに、ぐちゃぐちゃのまま、
俺たちは何度も交わった。
シャワーの音に紛れて、
ベッドからこぼれる水音と喘ぎ声だけが、いつまでも部屋に残っていた。