「大丈夫、今日はまだ……たぶん、平気だから」
そう言ったのは、わたしだった。
本当は、少しだけ不安だったけど──
彼に触れてほしくて、身体が求めてて……
だから、止めなかった。
ベッドの上。
シャツを脱がされて、乳首を吸われたとき、
「あっ……だいじょうぶ……っ」って自分に言い聞かせた。
脚を開いて、彼の舌が膣に触れた瞬間──
震えた。
でもまだ、そこに“赤”はなかった。
「中、すごい濡れてる」
彼が嬉しそうに笑って、わたしの膣を舐め続ける。
それだけで、奥がキュッと締まった。
そして、挿入。
ゆっくりと、彼がわたしの中に入ってくる。
膣がぬるんと開いて、奥まで──
「んっ……あっ、すご……きもち、いい……っ」
彼の腰が動くたび、
わたしの中で愛液がくちゅくちゅと鳴る。
だけど、途中から──
違う“感覚”があった。
熱い。
ぬるい。
少し、粘りがあって……重たい。
「……ん、ちょっと待って」
わたしが言うより早く、
彼が一度抜いた。
そこには、赤い液が絡んでいた。
愛液と混ざった、生理の血だった。
「あ……ごめん……やっぱ、始まっちゃったかも……」
「……痛くない?」
「うん……びっくりしたけど、大丈夫。……でも、ごめん、汚しちゃって……」
言いかけたとき──
彼が、もう一度キスしてきた。
「止めないよ」
「……え?」
「嫌じゃない。むしろ……なんか、もっと君の中に触れた気がする」
その言葉で、涙が出そうになった。
彼はゆっくりと、もう一度入ってきた。
膣の中が、ぬるんと包み込む。
愛液と血と、彼の熱が混ざって、
わたしの中が、ぐちゃぐちゃに満たされていく。
「んっ……あっ……すご……膣、熱い……」
「うん、奥……締まってる」
「だって……止めてほしくない……全部、欲しいの……っ」
彼が奥を突くたび、
わたしの身体が跳ねて、
血が、赤く滲んでシーツに染みていく。
でも、その匂いすら、
今は愛しくて、濡れる理由になった。
「イク……っ、中に出して……っ」
「……うん、膣に……ちょうだいっ」
熱く吐き出された精液が、
赤く染まった膣内に広がる。
痛みじゃなかった。
汚れでもなかった。
それは、わたしたちが“一緒にいた”証だった。
彼が抜けたあと、
わたしの脚の間から、白と赤が混ざった液が垂れて──
でも、ぜんぶ美しかった。
「ありがとう……止めないでくれて」
「こっちこそ。愛してる」
生理でも、
膣が濡れていても、
泣きながら抱き合っても──
“愛してる”って言えるセックスが、そこにあった。