「ふああ……」
目覚まし時計の音で目が覚める。
窓からは朝日が差し込み始めていて、時計を見るとまだ6時。
今日も大学がある。
のそのそと布団から出ようとしたところでおかしな感覚に気づく。
下着が妙に濡れている……?
しかも股間部分がぐっしょりと濡れている。
……やばい。
生理を忘れていた。
そう思いながらベッドの近くにあるティッシュで股間を拭こうとした。
……おかしい。
拭っても拭っても溢れてくる液体。
その液体には少し鉄臭いにおいがするはずなのだが……
いやらしい匂い。
……何で?
そう思いながらパジャマを脱いでみると、股間部分が愛液でべちょべちょになっている。
……これは何だ?
まさかとは思うがえっちな夢を見て……。
いやいやそんなはずは……
とりあえずこのままではまずい。
両親が起きる前にどうにかしなければ。
そう思い急いでシャワーを浴びることにした。
シャワーを浴びて愛液でべちょべちょになった下着やパジャマを、バレないように洗濯機の一番下いに入れて証拠隠滅に成功。
おねしょをしたと思われても嫌だし、愛液だとバレるのも恥ずかしいし、何とも恥ずかしい体験でした。