盆休みに実家へ帰ったある夜のこと。
親はもう寝てて、リビングには姉と俺のふたりだけだった。
姉は昔から酒に弱くて、顔を真っ赤にして笑いながら「もう飲めな〜い」って言って、
そのまま俺の隣に倒れ込むように寄りかかってきた。
「布団、敷いてあげよっか?」って聞いたら、
「え〜もうこのままでいいよ…一緒に寝ちゃお」って、
俺の腕を抱きかかえるようにしてきた。
──そこまでは、まだ笑ってられた。
でも、布団の中で姉が密着してくるたびに、
やわらかい胸が当たって、吐息が耳元にかかってくる。
しかもパジャマは前が少し開いてて、胸元がちらちら見える。
「ねぇ、◯◯…昔から、私のこと好きだったでしょ?」
冗談まじりのその声に、反応してしまった。
「やだ、ほんとに硬くなってるじゃん…」
って言いながら、姉の手が俺のパンツに触れてきた。
「ねぇ…ちょっとだけ、気持ちよくしてくれる?…家族でも、バレなきゃいいよね?」
理性が吹き飛んだ。
唇を重ねて、舌を絡めた。
姉は最初から濡れてた。パジャマの下に手を入れると、ショーツも脱いでなくて、
指で割れ目をなぞるだけで、じゅるっ、と愛液の音が響いた。
「お姉ちゃん、エロすぎ…」って呟いたら、
「うるさい…あんたが興奮させたんでしょ…」ってキスで塞がれた。
布団の中でそっと挿れた。
ぬるぬるとした中が俺を締めつけて、
「んっ…入ってきた…っ」って姉が声を抑えて震えてた。
ゆっくり動きながら、姉の胸を揉んで、乳首をこねると、
「そこ…やば…っ」って腰を跳ねさせてくる。
家族の部屋のすぐ隣で、俺たちは何度も動いて、
最後は姉の中で出してしまった。
終わったあと、姉は俺の腕の中で息を整えながら、
「…忘れなさいよ、これは夢だから」って小さく呟いた。