「いいよ、別に──抜きたいんでしょ?」
その子はいつも無表情だった。
名前は一応知ってるけど、LINEではほぼ「空いてる日教えて」しか送ってこない。
会えばホテル直行。雑談もない。
ただ、服を脱いで、無言でベッドに寝転がる。
「今日も貸してくれるんだ?」
俺が言っても、彼女は特に返事をしない。
ただ、脚を少し開いて、ショーツを指先でずらすだけ。
無反応。でも、濡れている。
割れ目を指でなぞると、愛液がとろっと指に絡む。
「…感度、いいよね」
「…そう」
その一言だけ。でも、俺はそれだけで勃起する。
無表情、無反応のはずの彼女が、
指マンでぐちゅぐちゅ音を立てるほど濡れてる。
クンニしても表情は変わらない。
なのに、クリをちょっと吸うだけで、
「っ……」って喉の奥で小さく声が漏れる。
それを聞くたびに、俺の中の支配欲が刺激される。
「入れるよ?」
「どうぞ」
自分から脚を持ち上げて、挿入を許す仕草。
入れた瞬間、ぬるぬるの膣が俺を絡めとってくる。
「…気持ちいい?」
「まぁ、普通」
そう言いながらも、腰を打ちつけるたびに中がきゅうっと締まる。
声は出さないけど、体は正直すぎる。
彼女の無表情のままの顔を見ながら、
俺は勝手に興奮して、勝手にピストンを速める。
ぱちゅぱちゅという音だけが部屋に響く。
「っ、…もう出そう」
「中でいいよ、ピル飲んでるから」
その瞬間、射精と同時に、
俺の中の“何か”が満たされる感覚があった。
でも…ふと気づく。
俺が支配してるようで、実は完全に“使われてる”。
終わったあと、俺の腕の中で平然とスマホをいじる彼女。
「また連絡して」って言って、何も言わずに帰っていく。
俺は──次もその“貸し出し”が欲しくてたまらなくなってる。