「……もう、だめ……」
脚が震えて、何度もベッドシーツを握った。
押し当てられたお腹の奥が、ぐりぐりと圧されるたびに、
言葉にならない甘い悲鳴が、喉の奥から溢れていく。
夫とは、もうずっとしてなかった。
最後に抱かれた夜のことも、思い出せないくらい。
だから、今──
膣奥を叩かれてるこの瞬間、
「生きてる」って実感が、
身体の芯から込み上げてきた。
「もっと、奥……そこ、やばっ……♡ んっ、やあ……っ」
私が言ってる声じゃないみたいだった。
普段は大人しいって言われるのに、
セックスになると壊れるって、彼にだけはバレてた。
背徳だった。
彼は、夫じゃない。
でも、
私の中では、ずっと彼だけだった。
服を脱がされる時より、
パンツを口でずらされた瞬間が一番濡れるなんて──
自分でも引くほど、変態なのは分かってる。
「やば……ぐちゅって……やば、奥まで入ってるの……っ」
彼がそう呟いた時、膣がきゅうっと締まって、
「締めてる、えろ……」って言われて、
それだけでイキそうになった。
あ、また──奥、当たってる。
パンッて音がして、
その振動が子宮の下を直撃して……
なのに私、腰を引かないどころか、
自分から迎えに行ってる。
「っ、だめ……あっ、イっ……ちゃ……」
何度目かの絶頂に、頭が真っ白になった。
でも、止めてくれない。
彼は私を「限界まで壊して」くれる人だった。
熱くて硬いものが、中でうねって、
膣が負けたみたいに、全身で飲み込んだ。
──中に出された。
わかる。
膣の奥で、びくびくって震えた感触。
数滴じゃない、どぷどぷって、奥に広がってる。
「……っ、バレちゃうよ……っ」
そんなこと、わかってる。
でも、口ではそう言いながらも、
私の膣は、彼のを離そうとしなかった。
「……もっと……して……壊して……」
気づいたら、
自分から腰を振っていた。
私は、もう戻れない。
“普通の女”になんて──なれるわけがなかった。
──ただ、誰にも言えないだけ。
壊れても、誰にも見られてなくても、
膣の奥には、彼の“痕”が、ちゃんと残ってる。
その夜、鏡の前で──
自分の膣に、彼の精液がとろとろと垂れてくるのを見ながら、
私は、ひとりでまた指を入れていた。
「まだ、感じる……っ、また、イける……っ」
──そう。
快楽に負けた女の身体は、
口に出さなくても、全部、奥が覚えてる。