年上の知人女性の使用済み下着で抜いてたのがバレて、問い詰められた夜

正直に言えば、バレるとは思ってなかった。
いや、どこかで“見つかりたい”って思ってたのかもしれない。
だからあの日、洗面所の籠の中にあった彼女の下着を、何の躊躇もなく手に取ったんだと思う。

彼女っていうのは、近所に住む年上の知人女性。
母の知人で、昔から顔なじみ。俺より10以上は年上で、明るくてサバサバしてて、でもどこか色気のある人だった。
週に何度か顔を合わせる程度の関係だったけど、ある日、向こうの家のエアコン修理を手伝ったのがきっかけで、ごく自然に彼女の家に出入りするようになった。

問題は、彼女の生活が“緩い”ことだった。
洗濯物を部屋干しのまま放置したり、下着が脱衣所の籠に入れっぱなしだったり。
俺から見たら、それはまるで「誘惑」だった。

その日も、ちょっとした買い物の留守番を頼まれただけだった。
けど──洗面所に入った時、彼女のブラとショーツが無造作に重ねられていて。

白地のレース。
クロッチの部分には、うっすらと滲んだ染みが見えていた。

手に取ると、まだほんのり湿っていた。
指先でなぞると、柔らかくて、生ぬるくて、あの人の体温が残っているようだった。

気づけば、ズボンを下ろしていた。
ショーツを鼻に押し当てる。湿気を帯びた匂いが、脳にじわじわ染み込んでいく。
少し酸味のある、汗と、女の体から滲む匂い。作られた香りじゃない、生の匂い。

たまらず、握った。
パンツを顔に当てたまま、腰を動かす。

「……出る」

その瞬間、背後のドアが音を立てて開いた。

「……なに、してんの?」

彼女だった。

そのまま固まって、何も言えなかった俺を、彼女は数秒見つめたあと、ゆっくり歩いてきた。

「……これ、誰のパンツかわかってるよね?」

震える手からパンティを奪うように取り返されるかと思ったけど、彼女はそれをじっと見つめたあと、俺の方を向いて、こう言った。

「……精液、付いてるじゃん。……はぁ。ほんとバカだね、あんた」

吐き捨てるような口調だった。
でも、すぐに続いた言葉は、意外だった。

「……でも、これが欲しかったんでしょ?黙ってればいいんだよね?」

俺が何も言えずにいると、彼女はパンティを丸めて、俺のポケットにねじ込んできた。

「洗わないで返すなら、またあげる。次からはバレないようにしなさい」

そう言って、何もなかったかのように笑って、キッチンに戻っていった。

あれから、一度も話題に出されたことはない。
けど洗面所の籠には、あの時と同じように“置かれて”いる。

多分、また──バレるのを、待ってる。