あれは、大学2年の頃。
一人暮らしにも慣れて、夜更かしも好き放題してた時期。
その日は雨で予定も全部なくなって、午後からずっと部屋着のまま、ダラダラしてた。
スマホでエロ漫画を読むのが、ちょっとした癖だった。
ジャンルはいつも女目線のやつ。強引に迫られて「嫌なのに感じちゃう」みたいな、王道のやつ。
その日読んでたのも、そんな話だった。
気づけば、Tシャツの裾をまくって、下は脱いだまま、指でクリを軽く撫でてた。
誰にも見られない空間って、怖いくらい大胆になれる。
片手でスマホ持って、もう片方でじゅくじゅくと触ってると、
腰が勝手に浮く感じになって、あっという間にイきそうになってた。
その時だった。
「……あっ」
視線を感じて、ふと窓の方を見ると、ベランダに人影。
隣の部屋のベランダと私の部屋のベランダって、少しだけつながってるんだけど、
まさか、その隙間から――隣の男の人が、こっちを見てた。
目が合った瞬間、全身に電流が走ったみたいになって、
スマホを落として、急いで足を閉じた。
でも時すでに遅し。
膝を立てて開いた股の間、濡れた音、肩で息をしてる自分……全部、見られてた。
彼は、慌てたように自分の部屋に戻っていったけど、
私はしばらく動けなかった。
胸がバクバクして、顔が熱くて、恥ずかしさと……なぜか、それ以上の興奮が体の奥からこみあげてきた。
「……見られた……」
その言葉が頭に残って、ドキドキが止まらなかった。
恥ずかしいはずなのに、指を止めることができなくて――
私はもう一度、脚を開いて、震える指で触れた。
彼に見られた自分を思い出しながら。
イった時、声が漏れてしまった。
それからというもの、私はカーテンを開けたまま自慰するようになった。
もしかして、また見てるかもしれない、って思うと……
前より、ずっと濡れる。