喋るのが苦手な私が、マッチングアプリで処女を捨てた日

私は喋るのが苦手だ。
大学でも講義を受けて、最低限の会話だけして、できるだけ誰にも話しかけられないように目立たずに帰る。
自分が「変な人」って思われてることくらい、分かってる。けど、無理して愛想笑いをするのもしんどかった。

そんな私がマッチングアプリを始めた理由は――ただ一つ。
処女を捨てたかった。

女の子同士の会話で、「初体験はいつ?」「やっぱ最初って痛いよね」とか言ってるのを、私はただ黙って聞いてた。
聞かれたくなかったし、聞かれたら「彼氏いないから」って嘘をつくしかなかった。

でも――本当は興味があった。
セックスって、どんな感じなんだろう。
誰かに触れられたら、どんな風に変わっていくんだろう。

アプリのプロフィールには、無難な写真と「映画が好きです」とだけ書いた。
たくさんメッセージは来たけど、まともにやり取りできたのは2人だけだった。

そのうちのひとり、タカシさんは、落ち着いた文体で、質問の内容も優しかった。
「無理に話さなくて大丈夫だよ」と最初に言ってくれたことが、妙に嬉しかったのを覚えてる。

初めて会った日は、カフェだった。
私はあまり喋れずに下を向いてばかりいたけど、タカシさんは笑顔で話してくれた。

「ほんとに、あんまり喋らないんだね」

「……すみません」

「いいんだよ。こういうのって、無理に盛り上げなくていいから」

その一言で、なんとなく安心した。
帰り際、「よかったら、また会ってくれる?」と聞かれて、私は黙ってうなずいた。

2回目に会ったとき、少しだけメイクをしていった。
自分でも、ちょっとだけ“女の子っぽく”してみたつもりだった。

その日の帰り、タカシさんはぽつりと、

「このあと、少しだけ一緒にいない?」

と聞いてきた。

一瞬で心臓がドクンと鳴った。

言いたいことは分かった。
断ってもよかった。けど、私はうなずいた。

ホテルの部屋は、柔らかい香りがして、照明も暗くて、安心感があった。
部屋に入ってから、少しだけ会話をしたけど――私の鼓動はずっと落ち着かなかった。

タカシさんが、そっと私の手を取った。

「怖くない?」

私は、首を横に振った。
本当は、少し怖かった。けど、それよりも「知らないまま終わりたくない」って気持ちの方が強かった。

彼がそっと私の頬に手を当てて、唇を重ねてきた。
初めてのキス。
思ってたより、やさしくて、あたたかくて――私の身体がほんの少し震えた。

服を脱がされるのは、すごく恥ずかしかった。
鏡に映る自分の姿を見たくなくて、思わずうつむいた。

「きれいだよ。……無理しなくていいから、気持ちよくなれることだけ考えてね」

そう言って、彼の手が胸に触れた。

(胸……あんまり大きくないのに……)

そう思ってたけど、彼は指と唇で丁寧に愛撫してくれた。
乳首がきゅっと硬くなって、私の吐息が漏れる。

「……声、出していいんだよ」

「……っ、ん……っ」

お腹の奥が、じわっと熱くなる。
ショーツの上から指が撫でられて、私は太ももを閉じたくなった。

「触るよ……ゆっくりね」

彼の指が、ショーツの中に入ってきた。
ぬるっとした感触。自分がどれだけ濡れていたか、よく分かった。

「……大丈夫、すごく感じやすいね。かわいい」

その言葉に、私は顔が熱くなった。

いよいよ彼が、自分のものを当ててくるとき。
私は自然と脚が固くなった。

「痛かったら、言ってね」

「……うん……大丈夫……して……ほしい」

彼がゆっくりと腰を押し当ててくる。

「……っ……あっ……いた……っ」

狭い中に、異物が入ってくる感覚。
思わず涙が滲んだ。

「止める?」

「……やだ、やめないで……奥まで……っ」

少しずつ、身体が彼の形に馴染んでいくのが分かる。
痛みの奥に、ぬるっとした快感が混じってきた。

「……だいぶ慣れてきたかな。動くね」

「うん……っ、ゆっくり……」

くちゅっ、くちゅっ……
お腹の奥を刺激されるたびに、声が漏れてしまう。

「気持ちいい?」

「……っ、うん……はじめて……なのに、すごく……」

彼は私の額にキスを落としながら、最後まで優しく動いてくれた。

そして――

「……中に出してもいい?」

「……うん……いいよ……」

「ありがとう」

そのまま、深く突かれて――
彼が震えるのを感じながら、私の初めては終わった。

終わったあと、私は何も言えずに、ただ横になっていた。
タカシさんが、タオルで優しく拭いてくれた。

「……がんばったね。すごく、かわいかったよ」

私は小さくうなずいて、彼の胸に額をあずけた。

言葉は少なくても、ちゃんと伝わっていた気がした。


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