目が覚めた時──
隣に知らない男の人が寝ていた。
一瞬、自分がどこにいるか分からなかった。
ホテルの薄暗い部屋、薄くかけられたシーツ。
自分のパンティが片足にだけ引っかかっていて、
太ももの内側を、ぬるっとした液体が伝ってた。
指で触れてみたら、まだ温かい精液。
膣の奥から、トロトロとこぼれ続けていた。
「…嘘、なにこれ…中で出されたの…?」
昨夜の記憶は曖昧。
たしかに飲み会だった。女友達といた。
でも、いつの間にかこの人とホテルに来た…?
戸惑っているうちに、隣の男が目を覚ました。
無言のまま、私の体を見下ろしてきて──
そのまま、また手が伸びてきた。
「ちょ、待って…!」
「大丈夫、すぐ済むから」
そう言って、脚を開かされ、
ぬるぬるの膣に、そのまま再び挿入された。
昨日出された精液で滑りが良すぎて、
あっという間に奥まで突かれた。
拒めなかった。
声も出なかった。
むしろ、体が勝手に反応してしまった。
「もう…やだ、なのに…また感じてる…」
中に射精されたかどうかは覚えてない。
でも、終わったあとのシーツには
白く濁った跡が、しっかり残ってた。
そのあと、病院でアフターピルをもらって飲んだ。
薬の副作用で、体がだるくなった。
でも、一番しんどかったのは、心だった。
知らない男の精液が、自分の中に入ってる。
それを“なかったこと”にするために、
必死で薬を飲んで、何度もシャワーを浴びた。
結局、生理は来た。
妊娠はしてなかった。
──でも、この感覚は、ずっと消えないと思う。