「入れていい?」って言われた瞬間、もう、涙がにじんでた。
怖くないのに、震えてた。嬉しいのに、足がすこし冷たくなってて。
それでもわたしは、うなずいた。うん、って。ほんとに、ただそれだけで。
彼が触れるたびに、わたしの身体が呼吸を忘れるみたいに反応して。
唇がふれた瞬間に、腰が勝手に前に出ちゃって、抱きしめられたときに、もう膣がずっときゅんってしてて。
あんなに優しい愛撫、初めてだった。痛くないようにって、焦らないようにって、全部、わたしを想ってくれてるのが、肌で伝わってきた。
指が、ゆっくり、ゆっくり中に入ってきたとき──息が止まった。
「濡れてるね」って言われて、恥ずかしかったのに、すごく、嬉しくて。
感じること、許されてるって、思った。
そのままクリをなぞられたとき、思わず声が漏れて、「っ……あ……っ」って、勝手に腰が動いてた。
初めて挿れられたときは、ほんとに、身体がバラバラになりそうだった。
ぴったりすぎて、痛くないのに、奥まで響いて。
「あっ……入ってる……」って実感した瞬間、
涙がぽろって出た。あったかくて、熱くて、こわくなくて、気持ちよくて、好きすぎて。
「大丈夫?」って彼が聞いてくれた声が、震えてたのも覚えてる。
わたし、うんって言ったけど、ほんとは言葉になってなかった。
身体ごと、ぎゅってしがみついた。だって、繋がってるって実感が、あまりにも尊くて。
ゆっくり動かされるたびに、膣の奥がぴくぴくって反応して。
「あ、あ……そこ、きもち……ぃ……」って、何回も呟いてた。
言いたくなくても、言葉になっちゃうの。抑えられない。
途中で、彼が深く突いてきたとき、わたしの中で何かがはじけて、
膣がぎゅって締まった瞬間、びくってなって、背中が浮いて、
初めて、セックスでイった。ほんとに、気持ちよすぎて、涙が止まらなくて。
「どうしたの?」って言われたけど、わたし、泣きながら笑ってた。
「うれしいの……」「しあわせで……」って言いながら、彼の胸に顔を埋めて。
身体が抱かれてるのに、心が抱きしめられてる気がした。
そのあとは、もう、何も言えなくなるくらい感じてた。
膣の奥を擦られるたびに、息が詰まって、脚が震えて、喉から甘い声が漏れて。
最初は恥ずかしかったのに、途中からぜんぶ彼に聞いてほしくなった。
「あっ……彼、だいすき……」って、言葉が漏れたとき、もうほんとに、なにも怖くなかった。
最後、彼がイったあとも、わたしの中にあった温かさが、嬉しくて泣いた。
“汚い”って気持ちは一切なくて、“わたしの中にあなたがいる”って実感だけだった。
