彼女の家には、何度も遊びに行ったことがある。
優しくて料理のうまい彼女の母――晶子さんは、いつもニコニコしていて、どこか上品で、でも時折すごく色っぽく見えることがあった。
ある日、彼女と映画を観たあと遅くなって、家に泊めてもらうことになった。
彼女の部屋で話してるうちにそのまま寝てしまい、夜中に目が覚めて喉が渇いて台所へ。
そこにいたのが、薄手のガウン一枚だけ羽織った晶子さんだった。
「あら、起きたの?」
薄暗いキッチンの明かりに照らされて、うっすらと透けるレースの下着が見えた。
胸の形、太もも、くびれ。あまりにも艶っぽくて、目のやり場に困った。
「……す、すみません。寝ぼけてて……」
「そんなに緊張しなくてもいいのに。私、おばさんよ?」
「……おばさんには見えないです」
つい口から出た本音に、彼女はクスッと笑った。
「そんなこと言うと、襲っちゃおうかしら」
冗談だと受け取るべきだった。でも、晶子さんはキッチンのカウンターに寄りかかって、ゆっくり脚を組み替えた。
「ねぇ、〇〇くん。……今、彼女とエッチしてる?」
「え……」
「うちに来たとき、我慢してるの、分かるよ。男の子って、目に出るの」
近づいてきた彼女の手が、俺のTシャツの裾に触れた。
「やめた方が……」
「じゃあ、やめさせて。あなたの意思で」
でも、止められなかった。
そのまま唇が重なって、ベッドでもない、床でもない台所の床で、俺たちはキスをしていた。
キスは深くなって、彼女の舌が入ってきた。
「……うそ、キス、上手ね」
手が俺の腰にまわり、パジャマのズボンの中に潜り込んでくる。
「ん……もう、こんなに硬くなってる」
先端を指でなぞられて、もう我慢できなかった。
晶子さんがそのまましゃがんで、俺のモノを咥えた。
ぬるっ……と舌が巻きついて、上下にゆっくりと吸われる。
「うぅっ……っ」
唇を締めるたびに、じわじわと射精感が迫ってくる。
「ダメ……そんなに気持ちよくしないで……っ」
「ふふ……本番は、もっと気持ちいいわよ?」
そのままガウンを脱いだ晶子さんの体は、色っぽくて、女そのものだった。
「避妊はしてるから、大丈夫。中に……きていいわよ」
そのまま彼女に押し倒されて、騎乗位で俺のモノをゆっくり迎え入れてくる。
「はぁ……奥、当たってる……やっぱ若いのって、硬いわ……」
腰を上下に揺らされながら、彼女の乳房が揺れてる。
汗が光る肌、うっすら浮かぶ血管、締め付けの強い膣の感触――全部が現実離れしてた。
「っ、やば……イく……!」
「出して……なかで……欲しいの、もっと……」
びゅくっ、びゅるっ……中に吐き出す精液の熱を、晶子さんは受け止めていた。
そのままぐっ、と腰を沈めて、彼女が震えた。
「んっ……いっぱい、出してくれて……うれしい」
彼女は息を整えながら、俺の頭を優しく撫でた。
そのあと、台所を片付けて何もなかったかのように別れたけど、俺の中ではずっと焼きついてた。
帰り際、晶子さんがそっと言った。
「……また泊まりに来てね。彼女には内緒で」
その日から、俺は彼女に会いに行くたび、母親と二人きりになる時間を欲しがるようになった。