「今日、ヒマ?」
昼過ぎに届いたLINEは、セフレの美月からだった。
名前も職場も知らない。連絡先と週1ペースの体だけの関係。
ただ、会えば毎回、とんでもなくエロい。
「18時、いつものカラオケ」
それだけ打ち込んで、返信はなかった。
カラオケボックスは、音漏れしにくいVIPルーム。
いつからか俺たちの定番になっていた。
18時、部屋に入ると彼女は先に着いていて、
Tシャツワンピにノーブラ、といういつもながらギリギリの服装。
「来るの遅い。……もう、濡れてんのに」
そんな第一声から、体が勝手に反応する。
ドアをロックして、すぐに抱きついた。
キスは激しく、舌が絡まって、
彼女は自分からソファに倒れ込む。
「ねぇ……今日は、ちょっと本気でやって」
「いつも本気だろ?」
「……声、我慢できないかもしれない」
その一言で、スイッチが入った。
服を脱がせると、下着は穿いてなかった。
指を入れると、膣はぐちゅぐちゅで、
何度か擦るだけで腰を揺らし始める。
「……やば、もうイきそう」
乳首を舐めながら指を動かすと、
彼女がビクンと身体を跳ねさせた。
「声……出すなって言っただろ」
「無理、奥突かれたら……もう、止まんない……っ」
そのまま背中から押し倒して、
脚を開かせ、ソファの背に手をつかせて挿れた。
狭い。
締まりがエグい。
何度も締めつけてきて、声が漏れるのを我慢してる顔がたまらなかった。
「イかせて……っ、いいから……中で……」
「だめだって言ってんのに……お前が煽るから……ッ」
ソファのきしむ音と、カラオケのBGMが重なる中で、
限界まで突き上げて、最後は中で果てた。
射精直後、彼女は声を抑えきれずに小さく喘ぎ、
「……誰かに聞こえてたら、興奮するね」と笑った。