閉店後の銭湯で、若いバイト君に後ろから突かれた時の話
仕事でひと山越えた夜、ひとりで立ち寄ったのは、昔ながらの銭湯だった。 22時半の閉店ぎりぎり。のれんをくぐると、湯気と檜の香り、そして客のほとんどいない静けさが、今日の疲れを丸ごと溶かしてくれる気がした。 脱衣所で着替え … 続きを読む
仕事でひと山越えた夜、ひとりで立ち寄ったのは、昔ながらの銭湯だった。 22時半の閉店ぎりぎり。のれんをくぐると、湯気と檜の香り、そして客のほとんどいない静けさが、今日の疲れを丸ごと溶かしてくれる気がした。 脱衣所で着替え … 続きを読む
「すみません、あの本……閉架なんですけど、見られますか?」 声をかけてきたのは、図書館の常連らしき男性だった。毎週水曜の午後に来て、分厚い文学全集を黙々と読んでいる。歳は私より少し上くらい。物静かで、視線がいつもまっすぐ … 続きを読む
私は地方の無人駅で、住み込みの管理をしている。発着本数は1日10本にも満たない。駅舎の掃除と見回り、花壇の水やりが仕事のほとんど。夜は駅舎の奥にある畳の休憩室でひとり布団を敷いて眠る。誰にも邪魔されない、穏やかだけど少し … 続きを読む
終電を逃して、なんとなく入った24時間の漫画喫茶。個室ブースでフラット席を選んで、毛布にくるまりながら横になる。深夜2時。カチャカチャと隣のキーボードを打つ音が聞こえてきて、なんとなく安心する。 (ネカフェって、意外と安 … 続きを読む
田舎の小さな直売所で、週4日パートしている。 夏になると朝から暑くて、ハウスで採れた野菜を棚に並べるだけで、背中に汗がにじむ。私は38歳。結婚して12年、子どもなし。夫は真面目でやさしいけれど、夜の営みはもう何年もない。 … 続きを読む
「……マジか」 窓の外は土砂降りだった。 思いつきでひとり旅に出て、小さな民泊を予約したのが昨日。チェックインして30分、近くの温泉に行くつもりで支度してたのに、外はバケツをひっくり返したみたいな大雨。 「温泉、今日はや … 続きを読む
夜22時からの清掃バイト。子どもを寝かしつけてから、タクシーで現場に向かう。 仕事先は、地方の小さな工業団地にある食品工場。昼間は機械音で騒がしいらしいけど、深夜は無人で、冷えた空気とわずかな蛍光灯の明かりだけがある。 … 続きを読む
「……今日も気持ちよかったよ、ありがとう」 そう言って微笑む姿は、どこにでもいる、少し痩せた、物静かなおじいちゃん。 でも私は、その人に、シャンプー中に勃起させてしまったことがある。それ以来、私たちは洗髪室のシャワー音に … 続きを読む
うちの女子寮は、門限23時、男子立ち入り禁止。入寮のときは「女性の安心安全のため」って強調されたけど、正直、欲求不満の温床みたいな場所だと思う。 彼氏もいない。門限あるからデートも難しい。ひとりでやることも、最初は我慢し … 続きを読む
「505、チェックアウト入りました」 インカムに入る声。私は手袋をはめながら、「はーい」と返事して、清掃カートを押してエレベーターに向かった。 ラブホテルの清掃員になって、もう2年になる。 最初はただのバイトだった。昼間 … 続きを読む
俺は、平日限定の“試写室バイト”をしている。 仕事内容はシンプルで、個室ビデオ店の清掃。客が帰ったあとの部屋に入って、ゴミ箱を空にして、シートを拭いて、備品を補充して、また次の客を迎える。たったそれだけ。だけど、この仕事 … 続きを読む
「また3本……今月、早くない?」 スマホの通知に目をやりながら、私は苦笑いした。匿名販売サイトの注文通知。内容はいつも通り、**「使用済みパンティー+愛液ボトル」**のセット。 正直、パンティーよりも愛液のほうが売れてる … 続きを読む
最初はほんの好奇心だった。エロい動画とか見たわけでもなくて、なんとなく下着の中がムズムズして、手を伸ばしただけ。 最初は、クリに触れることすら怖かった。怖いっていうか、恥ずかしかった。触っちゃいけないような場所、みたいな … 続きを読む
「絶対、買いすぎた……」 開封した箱を前に、私は笑ってしまった。 アダルトグッズ専門店の通販で、勢いで5個まとめ買いしたバイブとローターと、ちょっと変わった吸引系のやつ。それにディルドとリモコン付きのやつも。 完全に、オ … 続きを読む
あれは大学の帰り道、駅ビルのトイレに立ち寄ったときだった。 時間は夕方、ちょうど通勤ラッシュにかぶる前のタイミング。男子トイレは空いてたけど、個室を選んでドアを閉めた。 ふと、目に入ったのが床に落ちていた白い包み。 ナプ … 続きを読む
大学で一番仲のいい女友達、ミオ。 サバサバしてて、ノリもよくて、男とも平気で下ネタ話すタイプ。顔もそこそこ可愛いけど、なんか“そういう対象”にはならなくて、ほんとに友達って感じだった。 俺の部屋にもよく来てたし、映画観た … 続きを読む
私、たぶんセックスで“気絶”したことがある。 正確には「失神」に近いんだと思う。気がついたら真っ白になってて、息も声も出なくなって、ふっと落ちるような感覚のあと、次に気づいたときには彼が私の名前を何度も呼んでた。 たぶん … 続きを読む
福祉系の大学に通っていた頃、実習先で出会ったのが、真衣さんだった。 脊髄損傷で車椅子生活。年齢は30代前半、スラッとした長い髪と、クールな雰囲気。最初は言葉数も少なくて、正直ちょっと怖かった。でも、食事やトイレ介助を何度 … 続きを読む