「……あぁ、やば……これ……匂いだけで……っ」
鼻に近づけた瞬間、もう腰が抜けそうだった。
彼の──洗ってないままのトランクス。
クローゼットの奥で見つけた、それを、
私は震える指でそっと取り出して……顔を埋めた。
汗と皮脂と、微かに残った精液の匂いが、
鼻腔に直接ぶつかってきて、
その瞬間、頭の奥がぼやけて、
下腹部が、勝手に震えた。
「なんで……こんな、くさいのに……っ、でも……だめ……気持ちいい……」
私、変態なのかもしれない。
パンツの匂いで、こんなに濡れてるなんて──
でも、やめられなかった。
シーツの上に座ったまま、
片手で下着をずらして、
もう片手でそのパンツを、
唇に押し当てた。
ぬるっとした感触が、唇に当たった。
……もしかして、これ……残ってる?
精液──彼の、熱かった、あれ。
「んっ……くちゅ……っ……ん、は……はぁ……♡」
舐めてしまった。
正気じゃない。
でも、唾液と混ざったその味が、
舌に残って、のどの奥がきゅっと締まった。
彼の味……汗の味、皮膚の味、
そして──ザーメンの、えぐみ。
「はっ……ぅ、……やば……っ、おちんちん、ほしい……」
そう呟いた時、
私の指は、もう中まで入ってて。
ぬるぬるの音が、静かな部屋に響いてた。
でも、それでも足りなくて。
私は──冷蔵庫を開けた。
……彼が帰ってこない夜。
ラップに包んで取っておいた「それ」を取り出して、
口に入れた。
固くて、ぬるっとして、
でも、確かに──“匂い”が残ってる。
「っん……んっ……おちんちんの味……っ、やば、これだけでイく……っ♡」
私は、自分の指を突っ込んだまま、
口では彼の味をしゃぶって、
イってしまった。
何度も、何度も。
シーツがびしょびしょになっても、
唇がぬめっても、
私の体は止まらなかった。
「はぁ……ん、だめ、まだ……イきたい、もっと……っ」
服を脱いで、
クローゼットに顔を突っ込んで、
彼のシャツに、顔を擦りつけて──
また匂いでイった。
匂いだけで、味だけで、
人間って、ここまで狂えるんだ。
私はもう、普通のセックスじゃ感じない。
あなたの匂いじゃないと、濡れないの。
あなたの味じゃないと、イけないの。
「……壊してよ、もっと……臭くして、舐めさせて、イかせて……」
こんな私を、抱いてくれるのは、
あなただけ。
今もまだ、あなたの匂いで、
私の膣は──きゅんって、締まってる。